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セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ、ヒペリカム)
- 2021/8/25
- Dr.Ozawaナチュロパシー, ナチュラルレメディ, ハーブ
- うつ病, おねしょ, ストレスホルモン、コルチゾール, セロトニン、脳内伝達物質, セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ、ヒペリカム), ハーブ, ハーブチンキ, 抗うつ剤, 抗ウイルス作用

セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ、ヒペリカム)
セントジョーンズワートとは?
セントジョーンズワートはヨーロッパに古くから自生し、精神的な疾患を治療するのに使用されてきたハーブです。元々ヨーロッパのハーブですが北米を始め世界中で繁殖しています。小さな黄色い花と褐色の果実が特徴で切花としてもよく見られます。薬効があるは、この特徴的な可愛らしい花の部分です。
セントジョーンズワートの効能
♦ うつ病や季節性感情障害
セントジョーンズワートは古くから神経の疾患に使用されてきました。軽度から中度の鬱病の治療に役立ちます。重症の鬱病にはハーブだけでは効果はありませんが、抗鬱剤の働きを高める効果があるので、処方量を減らすのに役立ちます。

季節性感情障害にも有効で、特に光線療法と組み合わせると効果が一層増します。
セントジョーンズワートは元来、幸福の脳内伝達物質として知られるセロトニンの働きを高める、興奮作用のあるドーパミンや鎮静作用のあるギャバなどの働きがあります。またストレスホルモンのコルチゾールの分泌を軽減する働きも認められています。セントジョーンズワートは抗鬱作用、及び抗不安作用の両方の働きがあるのが特徴です。
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♦ 子供のオネショ
特に不安症の子供の精神を落ち着かせるのに有効で、なかなか治らない子供のオネショの回数を減らすのに役立ちます。また子供の夜間恐怖症も軽減させます。悪夢をよく見る人にも有効です。
♦ 更年期の症状緩和
ブラック・コーホッシュと組み合わせることで、更年期の女性に特有の寝汗、記憶力の低下、不安症を緩和するのにも有効です。
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♦ 抗ウイルス作用
セントジョーンズワートは、抗ウイルスの働きもあり、特にヘルペス、CMV、インフルエンザに対して有効という研究結果が出ています。
♦ 怪我の治りを早める
セントジョーンズワートは外用すると怪我の治りを早めるのに役立ちます。また怪我の二次感染を防ぐのにも有効です。外用するだけでなく、内服すると怪我を治すスピードが早まります。
♦ 胃腸の炎症に
セントジョーンズワートのハーブティーは胃腸の炎症を抑え、早く胃炎や胃潰瘍を治します。これは直接患部を治療するだけでなく、精神を落ち着かせるのに役立つからです。
セントジョーンズワートの処方量

セントジョーンズワートはハーブティー、アルコール抽出液、標準抽出物として摂取出来ます。ハーブティーの場合はティーカップ1杯に対して小さじ1杯で作ります。一日3杯飲むといいでしょう。
アルコール抽出液は3~5mlを一日3回、標準抽出物は一日あたり300~900mg摂ると鬱病の症状を緩和するのに有効です。
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収穫期の遅れたハーブティーを飲むと吐き気、胃痛を起こすことがありますので自分でハーブを採取するときには開花と同時に採取してください。
注意点

セントジョーンズワートは外用すると敏感肌の方にも有効なハーブですが、日光に敏感な方がセントジョーンズワートを多量に内服する時には注意が必要です。日光への敏感肌を悪化させる可能性があります。
抗鬱剤を使用してる方でもセントジョーンズワートを摂ることはできますが、抗鬱剤の働きを高めセロトニン症候群を引起すことがありますので、症状をよく観察する必要があります。(セロトニン症候群の症状には混乱、発熱、震え、発汗、下痢、筋肉の痙攣があります。)
注意が必要ですが、セントジョーンズワートは抗鬱剤の処方量を減らすのに非常に役立ちます。