- アメリカ医療用サプリメント専門店 ドクターサプリ USA ホーム
- ブログ
- Dr.Ozawaナチュロパシー, 栄養辞典, 栄養辞典(成分編)
- ビタミンAは目の働き、免疫力に欠かせない栄養素です。
ビタミンAは目の働き、免疫力に欠かせない栄養素です。

ビタミンAは目の働き、免疫力に欠かせない栄養素です。
ビタミンAの働き
ビタミンAの一番大きな働きは視力に関する事です。目の奥には網膜という構造のものがあります。光がレンズを通り過ぎこの網膜に当たると、網膜はこれを視神経に信号として伝えます。網膜がしっかり働くには、ビタミンAは欠かせない存在です。

またビタミンAは細胞の分化にも必要で、細胞の成熟には欠かせません。特に皮膚や粘膜で多く使われます。
その他の働きとして、免疫システムの正常化、赤血球の生産、骨の生成、精子の生産に多く使われます。

ウイルスディフェンスにはウイルスに対して免疫力を高めるハーブ、ビタミン、ミネラル、アミノ酸有効成分がブレンドされており、免疫力にとって非常に重要な抗体反応、ナチュラルキラー細胞の活動、胸腺ホルモンの分泌、免疫T細胞の活性などを高めることでウイルスに対しての免疫力を強めます。
https://drsuppleusa.com/?pid=148838442
ビタミンAが2個結合したものをベータカロチンと言いますが、このベータカロチンには抗酸化物質としての働きもあります。
ビタミンAの欠乏症状
目:ビタミンAは網膜に欠かせない栄養素ですから、不足すると視力を始めとして、ドライアイ、夜盲症、角膜軟化症、失明を引き起こすリスクがあります。

呼吸器系統の免疫力低下:ビタミンAは鼻や喉の粘膜の健康をサポートします。ビタミンAが欠乏すると鼻や喉の粘膜が荒れた状態になり感染症に罹りやすくなってしまいます。
生殖能力の低下:ビタミンAの不足は、男女共に生殖能力低下の問題を抱えることになる可能性があり、流産や奇形を起こすリスクも伴います。
皮膚の角質化:ビタミンAはよくスキンケアにも含まれているように、皮膚の修復に重要な役割があります。不足すると、炎症性ニキビや角質化など皮膚に炎症性の問題が起こるリスクがあります。
味覚障害:ビタミンAの不足は、味蕾(舌表面にある蕾状の味覚の感覚器官)が角化し、味覚の喪失につながる可能性があります。
ビタミンAを多く含む食品

どのような食品がビタミンAを多く含んでいるかというと、動物性食品、特に肝臓、乳製品、魚に多く含まれています。またビタミンAの親戚であるベータカロチンは、ニンジン、ブロッコリー、マンゴー、桃、赤ピーマン、南瓜、ピンクグレープフルーツ、サツマイモ、トマトなど黄色、オレンジ、緑色の野菜に多く含まれています。
ビタミンAの過剰摂取
ビタミンAは取りすぎると中毒反応が出ます。症状は、頭痛、めまい、吐き気、脱毛、下痢などですが、長期間にわたって多量(摂取勧告量の10倍を6ヶ月以上)に服用すると、肝機能障害、出血、こん睡状態など、死を招く危険性もありますので、長期にわたる使用には専門家の指示に従ってください。

またビタミンAのとり過ぎは胎児に対して奇形を発生させる可能性があるという報告もありますので、妊娠中にはビタミンAを一日当たり10,000IU以上摂らないようにしましょう。通常の食事にもビタミンAは含まれますので、妊娠中は、サプリメントからは2,600IU以上摂らないように気をつけてください。
特に肝機能障害、腎機能障害を持っている方は通常よりも低濃度で毒性反応が出ますので、気をつけてください。
しかしながら、ビタミンAの親戚ベータカロチンは長期にわたって服用しても、毒性は認められていませんので安心して使用してください。
ビタミンAの摂取目安
ビタミンAの摂取勧告量は、成人男性で3000IU、成人女性で2333IUとなっていますが、治療目的での使用はこの10~100倍になります。

治療効果が認められる症状は免疫疾患、にきび、怪我、紅斑病、乾癬、夜盲症、ドライアイ、月経過多、子宮頸部形成異常などがあります。
ドライアイ、花粉症による目のかゆみや目の疾患には、一日当たり10,000~20,000IUを取っていただくと有効です。
にきび治療には、一日当たり高濃度のビタミンAを取っていただくと有効ですが、上記のように、長期にわたるビタミンAの多用は副作用を伴いますので、自然療法と栄養学に詳しい医師の指示に従ってください。
≪併せて読みたい≫