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前立腺肥大症を自然療法でコントロールする方法!
- 2021/9/20
- Dr.Ozawaナチュロパシー, 自然療法/健康情報
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前立腺肥大症を自然療法でコントロールする方法!
前立腺の肥大は加齢の経過と共に現れる、とても一般的な症状です。年齢と共にその罹患率も上がっていき、三十代歳の男性約5-10%、八十五歳以上の男性では約90%が前立腺肥大症による何らかの症状を持っていると言われています。

前立腺肥大の主な症状
- 頻尿
- 排尿の切迫感
- 夜トイレに何度も起きる
- 尿の切れが悪い
- 残尿感がある
- 排尿時に力を入れなければいけない
- 尿漏れ
- 排尿の停留など
前立腺肥大症の診断方法
前立腺肥大症の診断は内診によって行われますが、最も正確な診断は超音波により前立腺の大きさを測ることで行えます。

また前立腺肥大症と前立腺ガンは非常に似た症状を共有しています。そこで肥大症とガンを区別するために血液検査で前立腺特異抗体(PSA)を測ります。PSAの正常値は4ng/ml以下、肥大症は4-8ng/ml、ガン10ng/ml以上と言われていますが、前立腺ガンはPSAの値が低くても起こる事があります。
年間でPSA値に1以上の上昇が認められたときには前立腺ガンの可能性が非常に高くなりますので、40歳以上の方は最低年1回のPSAの測定、50歳以上の方は内診とPSAの検査を行なう事で前立腺ガンの早期発見が行えますので年1回のチェックアップをお勧めします。
前立腺肥大症の原因
1.ホルモンバランスの乱れ
2.性ホルモン結合グロブリン(SHBG)の上昇
3.コレステロール値の上昇
男性は加齢と共に男性ホルモン、テストステロンが低下し、女性ホルモンエストロゲンが上昇する傾向になります。またテストステロンを変換する酵素の働きが増えDHTと言うホルモンが増えるようになります。エストロゲン、DHT、SHBGは全て前立腺を肥大させる要因だと考えられています。
前立腺肥大症の治療

前立腺肥大症の治療でまずしていただきたいのは食生活の改善です。まず避けなければいけないのはお酒です。アルコールの摂取は症状を悪化させる大きな要素です。特にビール、ワイン、日本酒が症状を悪化させます。
そしてコレステロールです。特に酸化されたコレステロールは前立腺を刺激するのに重大な要因の一つですので、油物は避けるようにしましょう。

逆に多く摂ったほうがいい食品には大豆です。大豆に含まれる植物性ステロールは肥大症の症状を緩和してくれる働きがあるだけでなく、大豆製品を多く取る男性は前立腺ガンにも罹り難いという統計があります。

そして必須脂肪酸、特にオメガ3の欠乏は症状を悪化させますので、青魚またはナッツ類(特に南瓜の種)を多くとると良いでしょう。
前立腺肥大症の治療に使われる生薬の一番に上げられるのがノコギリヤシです。実際に肥大症の治療薬Finasterideと同等の効果がある上に、安価で副作用が認められません。ドイツでは治療薬として広く認知されています。

次に挙げられるのがネットルの根とピジウムです。これらの生薬は前述のホルモンバランスの乱れの改善とSHBGを低下させる働きがあります。ノコギリヤシは160mg、ネットルの根は 500mg、ピジウムは100mgをそれぞれ1日2回摂ると良いでしょう。

「ノコギリヤシ」は、古代エジプト時代から前立腺をサポートする働きが知られ、ヨーロッパや中近東では排尿に関するトラブルを助けるハーブとして幅広く使われてきました。前立腺肥大症の予防と改善に。
https://drsuppleusa.com/?pid=49831193
そしてもう一つ重要なサプリメントに亜鉛があります。亜鉛はホルモンの代謝に非常に重要なミネラルで1日当たり45-60mg摂られると非常に有効です。
慢性化した排尿の停留は、膀胱炎、痔、ヘルニア、腎臓へのダメージにも繫がります。また前立腺肥大症と前立腺ガンは非常に似た症状を共有しますので絶対に自己判断はしないでください。ファミリードクター、泌尿器科の医師の診断を受けてから自然療法を実施してください。
≪前立腺肥大関連サプリメントまとめ≫