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2022.1217.25
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ご注文はぜひお早めにお願いいたします。(在庫がある商品のみ。フライトの状況により変わる場合もございます。) -
2022.11.25
ウェブサイトリニューアルに伴い、送料が変更となりましたが12月30日(金)まで「送料1200円、お買い上げ12,000円で送料無料」を実施しております!
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2022.11.22
アメリカ時間の11月24日(木)はサンクスギビング祝日のため配送センターはお休みをさせていただきます。
「受注メール」「お問い合わせの返信」はお休み明けとさせていただきます。何卒ご了承ください。 -
★当店からのメールが届かない事例が発生しております。 ご注文メール、問い合わせの返信が届かない場合には迷惑メールを確認のうえ【shop@usa-dr-supple.shop-pro.jp】のアドレスをセーフリスト(受信リスト)へご登録いただくようお願いいたします。
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【重要:輸入規定の変更について】日本税関の輸入規定の変更に伴い勤務先など、ご自宅以外のお届け先に配送をすることができなくなりました。ご自宅以外のお届け先を指定されますと個人輸入と認められず通関許可がおりませんので、お届け先は必ずご自宅をご指定くださいますようお願いいたします。また、荷受人さまは個人名でご登録いただきますようお願いいたします。
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よくあるご質問
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Dr.小澤栄治
自然療法医科大学で全米一といわれるBastyr University を卒業後、医師免許を取得。自然療法医師としてロサンゼルスで15年以上、西洋医学に変わる総合的治療に力を入れている。
のみお届けします。
ドクターサプリUSA では、私のクリニックで効果があった「ドクターズサプリメント」だけをセレクトしてご紹介しています。予防医学、サプリメント治療の先進国アメリカで生まれた「ドクターズサプリメント」ですが、日本では残念なことにまだあまり浸透してはいません。
アメリカで自然療法のひとつとして成果を上げている「ドクターズサプリメント」をぜひこの機会に知っていただき、体の不調やお困りの症状の改善、健康維持に役立てていただくことを願っております。
ドクター小澤のYouTube
YoutubeチャンネルへSIBOだけじゃない。食後のガス腹は、ヒスタミン不耐症かもしれません。
SIBOだけじゃない。食後のガス腹は、ヒスタミン不耐症かもしれません。

目次
- ○ 悩み:SIBOを治療しても食後の腹部膨満だけが残り、頭痛や皮膚のかゆみまで出ることがある。
- ○ 結論:原因はヒスタミンの摂取量とDAO酵素による分解能力のバランスの乱れにある可能性がある。
- ○ 価値:食事由来ヒスタミンの負荷を減らしながら腸粘膜を修復し、DAOが働ける腸を取り戻すことで改善が期待できる。
食事をすると、お腹がパンパンに張る。
ゲップやおならが増える。ときには下痢になったり、逆に便秘になったりする。
そして、いくつも病院を回っても、「検査では異常ありません」「ストレスでしょう」で終わってしまう。
お腹は毎日張っているのに、——異常がないのではありません。今の検査では見えないものを見ていないだけです。
こうした症状で悩んでいる方の中には、最近「SIBO」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。
SIBO(Small Intestinal Bacterial Overgrowth:小腸内細菌異常増殖症)は、本来は細菌の少ない小腸に細菌が過剰に増える状態です。代表的な症状として、腹部膨満、腹痛・腹部不快感、下痢などがあります。
確かに、食後のガス腹やIBSのような症状を診るとき、SIBOは重要な原因の一つです。
ところが、SIBOを治療しても、
🔻「食後のお腹の張りだけが残る」
🔻「ある食べ物を食べると、また調子が悪くなる」
🔻「お腹だけでなく、頭痛や鼻づまり、皮膚のかゆみまで出る」
という方がいます。
その場合には、SIBOだけに目を向けるのではなく、別の原因も考える必要があります。

今日は、その候補の一つであるヒスタミン不耐症(ヒスタミン過敏症、ヒスタミン不耐性とも)について解説します。
そもそもヒスタミンとは?
ヒスタミンというと、「アレルギーを起こす悪い物質」という印象があるかもしれません。
しかし、本来ヒスタミンは人体に必要な物質です。
免疫反応に関わるだけでなく、神経伝達や胃酸分泌などにも関係しています。
問題になるのは、ヒスタミンそのものではありません。
体に入ってくる量と、体が分解できる量のバランスが崩れることです。
ヒスタミンは体内で作られるだけでなく、食品にも含まれています。特に熟成・発酵・加工・保存によって、食品中のヒスタミン量が増えることがあります。ワイン、ビール、熟成チーズ、加工肉、魚、冷蔵保存した夕飯の残りなどが代表的な食品として挙げられています。
アレルギーとは、まったく別のもの
ここまで読んで、
「それって食物アレルギーではないの?」
と思った方もいるかもしれません。
頭痛、ほてり、かゆみ、鼻づまり、腹痛、下痢など、ヒスタミン不耐症で起こる症状には、確かにアレルギーによく似たものがあります。
しかし、食物アレルギーとヒスタミン不耐症では、症状が起こる仕組みが違います。
| 食物アレルギー | ヒスタミン不耐症 | |
|---|---|---|
| 症状の出方 | 特定の食品との関連がはっきりしている | 同じ食品でも日によって症状が違うことがある |
| 反応する量 | 少量でも反応することがある | 摂取量が体の処理能力を超えると起こりやすい |
| 検査 | 陽性になる | 陰性(一般的なアレルギー検査では見つからない) |
| 体の仕組み | 食品に対する免疫の過剰反応 | ヒスタミンの分解・処理が追いつかない |
食物アレルギーでは、特定の食品に対して免疫系が反応します。
一方、ヒスタミン不耐症で問題になるのは、基本的には「何を敵と認識したか」ではなく、「入ってきたヒスタミンをどれだけ処理できるか」です。ヒスタミン不耐症は、摂取・蓄積するヒスタミン量が体の分解能力を上回ることで症状が生じる状態として考えられています。
そのため、
🔻「昨日はチーズを食べても平気だったのに、今日は具合が悪い」
🔻「ワインだけなら大丈夫なのに、ワインとチーズと生ハムを一緒に食べると症状が出る」
ということが起こり得ます。

これは、その日の食事全体から入ってくるヒスタミン量や、アルコール、腸の状態などによって、自分が処理できるヒスタミンの許容量を超えたかどうかが変わるためです。
ですから、食後にアレルギーのような症状が繰り返し起こっているにもかかわらず、一般的なアレルギー検査では原因が見つからないというケースでは、食事由来ヒスタミンとの関連を考えることがあります。
アレルギー検査で何も出ないことは、ヒスタミン不耐症では不思議ではありません。
免疫反応そのものを調べているのではなく、問題になっているのが「ヒスタミンを処理する能力」だからです。
そして、この食事由来ヒスタミンを処理するために、小腸で重要な働きをしているのが、次に説明するDAO(ジアミンオキシダーゼ)という酵素です。
DAO(ジアミンオキシダーゼ)とは? 小腸にある「ヒスタミンを分解する防御壁」
DAOは特に小腸粘膜に多く存在し、食べ物に含まれるヒスタミンを血液中へ吸収される前に分解します。
言い換えると、
DAOは、食事由来のヒスタミンが体内へ大量に入らないように働く防御バリア
です。
ところが、食事から入ってくるヒスタミン量が多すぎたり、DAOの働きが低下していたりすると、
ヒスタミンの摂取量 > ヒスタミンの分解能力
という状態になります。
これが、ヒスタミン不耐症を考える基本的な仕組みです。現在も研究が進んでいる領域で、確立された単一の診断検査はまだありません。そのため、食事との時間的な関連、症状、他疾患の除外、低ヒスタミン食への反応などを組み合わせて評価することが重要です。
ヒスタミン不耐症で最も多い症状は「ガス腹」(腹部膨満)
ヒスタミン不耐症は、頭痛や皮膚症状だけではありません。
むしろ、私が特に知っておいてほしいと思うのは消化器症状です。
ヒスタミン不耐症と診断された133人を調べた研究では、最も多かった症状は腹部膨満で、92%に認められました。そのほか、食後の膨満感、下痢、腹痛、便秘なども報告されています。

つまり、
「食べるとすぐお腹が張る」
という症状は、SIBOだけで起きるわけではありません。
ヒスタミンが関係している人でも、非常によく似た症状が起こります。
さらにヒスタミン受容体は全身にあるため、消化器症状だけではなく、頭痛・片頭痛、顔のほてり、皮膚の赤み・かゆみ、じんましん、鼻づまり・鼻水、動悸、めまいなど、複数の臓器に症状が現れることがあります。
ですから、
「食後にお腹が張る+頭痛」
「食後に下痢+顔が赤くなる」
「発酵食品を食べると鼻が詰まり、お腹も張る」
というように、消化器以外の症状が同時に起こる場合には、ヒスタミンとの関連を考える一つの手がかりになります。
例えば「作り置きのカレー」で具合が悪くなる
少し分かりやすい例を挙げましょう。
昨日作ったカレー。
昨日は何ともなかったのに、今日残りを食べたら、お腹が張って頭が重い。
「同じカレーなのに、なぜ?」
ということがあります。

ここで注意したいのは、カレーそのものが高ヒスタミン食品という意味ではないことです。
食品中のヒスタミン量は、原材料、細菌、温度、保存時間などによって変化します。保存によって肉などのヒスタミン量が増えることも報告されています。
特に魚などヒスチジンを多く含む食品では、保存条件が悪いと細菌によって大量のヒスタミンが作られることがあり、一度できたヒスタミンは加熱しても簡単には壊れません。
ですから「夕飯の残りは全部ダメ」ではありません。
大切なのは、
何を食べたかだけではなく、どのように作られ、どれくらい保存されていたか
まで見ることです。
ヒスタミンが多くなりやすい食品
代表的なのは、熟成チーズ、パルメザンやブルーチーズ、サラミ、生ハムなどの熟成・発酵肉、アンチョビや魚醤などの魚介発酵食品、赤ワイン、ビールなどです。

日本食では、醤油、魚醤、魚の発酵食品、干物や保存状態の悪い魚介類などにも注意が必要です。
ただし、ここは誤解してほしくありません。
「発酵食品=すべて高ヒスタミン」ではありません。
食品中のヒスタミン量には非常に大きな製品差があります。味噌や納豆などでも一律に禁止するのではなく、実際に症状が起きる食品と量を確認する方が現実的です。低ヒスタミン食の研究でも、どの食品を除外するかについて完全な統一基準はありません。
ヒスタミン不耐症になりやすい人・条件
一つは、もともとDAO活性が低い人です。
DAOを作るAOC1遺伝子には多数の遺伝的多型があり、DAO活性の個人差に関係すると考えられています。
もう一つ、私が臨床上重視しているのが腸粘膜の状態です。
DAOは小腸粘膜で働く酵素です。そのため、腸粘膜が障害されている状態ではDAO活性も低下する可能性があります。炎症性腸疾患などでは、腸粘膜障害とDAO活性低下との関連が報告されています。
さらに、腸内細菌の構成も関係する可能性があります。
一部の腸内細菌にはヒスチジンからヒスタミンを作る能力があります。ヒスタミン不耐症の人では、健常者とは異なる腸内細菌構成やヒスタミン産生能を持つ菌の増加が報告されています。つまりSIBOだとヒスタミン不耐症を悪化させやすく、より一層ガス腹をひどくさせる可能性があるということです。
ヒスタミン不耐症の原因は一つではない
私はヒスタミン不耐症を診るとき、単純に「ヒスタミンの多いものを食べたから」とは考えません。
見るべきなのは、
入ってくるヒスタミンが多いのか。
それとも、
分解能力が落ちているのか。
あるいは、その両方なのかです。

食事からのヒスタミン負荷、DAO活性の個人差、腸粘膜障害、腸内細菌の乱れ、消化管疾患、アルコールや薬剤など、複数の要因がヒスタミンの処理能力に影響する可能性があります。
だからこそ、治療も「高ヒスタミン食品を一生食べない」で終わらせるべきではありません。
ヒスタミン不耐症を克服するための4段階ロードマップ
私が考える基本的なロードマップは、次の4段階です。
- 高ヒスタミン食をいったん遮断する
まず負荷を減らし、症状が変化するか観察します。低ヒスタミン食は現在もっとも一般的に用いられている食事介入ですが、長期間むやみに食品を制限するのではなく、症状が落ち着いたら再導入しながら自分の許容量を探すことが重要です。 - 低胃酸があれば改善し、消化力を立て直す
低胃酸そのものがヒスタミン不耐症の確立された原因というわけではありません。しかし、消化機能低下や胃酸抑制、腸管運動の問題などがある場合には、背景を評価する必要があります。特にSIBOを繰り返す人では、「なぜ小腸に細菌が増えたのか」まで考えることが大切です。 - SIBOと腸管バリア障害を修復する
SIBOがあれば治療し、同時に腸粘膜の炎症やリーキーガットを改善していきます。DAOは腸粘膜に存在するため、私はここをヒスタミン対策の中心の一つと考えています。単に菌を減らすだけでなく、「DAOが働ける腸に戻す」ことが目標です。腸粘膜の健全性とDAO活性には関連があることが報告されています。 - DAO酵素活性に必要なビタミン・ミネラルを整える
DAOは銅を含む酵素です。また、ビタミンB6やビタミンCなどもDAO活性との関連が研究されています。 ただし、「たくさん摂ればDAOが増える」という意味ではありません。まず不足がないかを確認し、必要な栄養素を適正量補うという考え方が基本です。
腸粘膜の補修が重要な理由
ヒスタミン対策というと、高ヒスタミン食の除去ばかりに目が向きます。
しかし、それだけでは根本的な問題が残ることがあります。
DAOは小腸粘膜の上皮細胞に存在します。
つまり、腸粘膜が傷んでいる状態で「DAOをもっと働かせよう」としても限界があります。
炎症や基礎疾患があるならそれを治療し、十分なタンパク質や微量栄養素を確保し、腸管環境を整える。
ヒスタミンを避け続けるのではなく、ヒスタミンを処理できる腸へ戻していく。
ここが大切です。
DAOそのものを補う方法もある
もう一つの方法が、食事の前に外からDAO酵素を補うことです。
経口DAOは腸管内で食事由来ヒスタミンの分解を助ける目的で使用されます。
ヒスタミン不耐症の成人28人を対象にした研究では、4週間のDAO補給後にヒスタミン関連症状の改善が報告され、摂取を中止すると症状スコアが再び上昇しました。
● ヒスタミン不耐症サポート DAO
私は、DAOを食事のヒスタミン負荷を一時的に下げながら、腸を立て直すための補助として考えています。
そして、経口DAOを試すときの「選ぶ基準」ですが、
経口DAOと一口に言っても、原料、1回あたりの含有量、添加物の有無で中身は大きく異なります。私が確認しているのは次の3点です。
1️⃣ DAOの由来と1回量が数値で明記されているか
2️⃣ 不要な添加物やアレルゲンが含まれていないか
3️⃣ 胃で溶けず、腸で溶ける腸溶性カプセルを使用しているか
この基準で整理した内容は、こちらにまとめています。→ DAOと食事由来ヒスタミンについて(詳細ページ)
では、自分のDAOを増やすにはどうすればいい?
ここは「DAOを直接増やす方法」と「DAOが働きやすい環境を整える方法」を分けて考えます。
最も重要なのは、DAOを産生する小腸粘膜を健康な状態に戻すことです。
そのうえで、SIBOや腸管炎症などがあれば原因に対処し、DAOの酵素活性に関係する銅、ビタミンB6、ビタミンCなどの不足があれば是正します。必要に応じて食事の前にDAOそのものを補う方法もあります。
つまり、DAO対策は、
DAOを作る腸を整え、DAOが働くための栄養環境を整え、必要な期間だけ外から補助する。
この三つを組み合わせて考えることが重要です。
「SIBOを治したのにお腹が張る」で終わらせない
食後のガス腹を見たとき、
🔻SIBOなのか。
🔻IBSなのか。
🔻食物不耐症なのか。
一つの病名に当てはめようとすると、なかなか答えが見つからないことがあります。
ヒスタミン不耐症も、その一つです。

特に、
⚠️ 発酵・熟成食品やワインを食べたあとにお腹が張る。
⚠️ 作り置きや保存食品で症状が変わる。
⚠️ 胃腸症状と一緒に頭痛、ほてり、鼻づまり、かゆみなどが起こる。
こうしたパターンが繰り返されるのであれば、食事由来ヒスタミンとの関連を一度考えてみる価値があります。
ただし、ヒスタミン不耐症には現在、単独で確定できる標準検査はありません。食物アレルギー、SIBO、IBS、セリアック病、炎症性腸疾患、マスト細胞関連疾患など、似た症状を起こす病気との区別も必要です。
大切なのは、食べられるものを次々に減らしていくことではありません。
なぜ自分はヒスタミンを処理できなくなっているのか。
そこまで考えることで、食事制限から抜け出すための道筋が見えてきます。
よくある質問(FAQ)
Q. SIBOと診断されました。ヒスタミン不耐症も同時に起こりますか?
A. 起こり得ます。両者は腹部膨満、下痢、腹痛など症状が重なりますが、別の問題です。SIBOを治療しても食後の張りだけが残る場合には、食事由来ヒスタミンの負荷とDAOの処理能力を別に評価します。SIBOがあるとヒスタミンの処理が追いつかなくなりやすく、ガス腹をより悪化させる可能性があります。
Q. アレルギー検査が陰性でした。ヒスタミン不耐症は否定できますか?
A. 否定できません。一般的なアレルギー検査は免疫反応を調べるものであり、ヒスタミンを処理する能力を測るものではないためです。検査が陰性であること自体は、ヒスタミン不耐症ではめずらしいことではありません。
Q. ヒスタミン不耐症を確定できる検査はありますか?
A. 現時点で、単独で確定できる標準的な検査はありません。食事との時間的な関連、症状の組み合わせ、他疾患(食物アレルギー、SIBO、IBS、セリアック病、炎症性腸疾患、マスト細胞関連疾患など)の除外、低ヒスタミン食への反応などを組み合わせて評価します。
Q. 低ヒスタミン食は、どのくらい続ければいいですか?
A. むやみに長期間続けるものではありません。まず負荷を下げて症状の変化を観察し、落ち着いたら再導入しながら自分の許容量を確かめていく、という進め方が基本です。食べられるものを減らし続けることが目的ではありません。
Q. 発酵食品は、すべてやめたほうがいいですか?
A. いいえ。食品中のヒスタミン量には非常に大きな製品差があり、「発酵食品=すべて高ヒスタミン」ではありません。味噌や納豆などを一律に禁止するよりも、実際に症状が起きる食品と量を確認するほうが現実的です。

Q. 加熱すれば、ヒスタミンは減りますか?
A. 減りません。一度できたヒスタミンは熱に安定で、FDA(アメリカ食品医療品局)も魚介類について、加熱処理では除去できないとしています。大切なのは「何を食べたか」だけでなく、「どのように作られ、どれくらい保存されていたか」です。
Q. DAOサプリメントを飲めば治りますか?
A. 「治す」ものではありません。28人を対象とした小規模なオープンラベル試験では、4週間の補給中に症状の改善が報告され、中止すると症状スコアが再び上昇しました。有望なデータではありますが、臨床エビデンスは現時点でまだ限定的です。DAOは、腸を立て直す期間の食事ヒスタミン負荷を下げるための補助と考えるのが合理的です。
参考文献:
1. Schnedl WJ, et al. Evaluation of symptoms and symptom combinations in histamine intolerance. Intest Res. 2019;17(3):427-433.(133名/腹部膨満92%) 論文を読む
2. Schnedl WJ, et al. Diamine oxidase supplementation improves symptoms in patients with histamine intolerance. Food Sci Biotechnol. 2019;28(6):1779-1784.(28名オープンラベル試験) 論文を読む
3. U.S. Food and Drug Administration. Fish and Fishery Products Hazards and Controls Guidance, Chapter 7: Scombrotoxin (Histamine) Formation.(ヒスタミンの熱安定性) FDAガイダンス
※この記事は一般的な健康情報および臨床的な考え方を提供するものであり、個別の診断・治療を目的とするものではありません。長く続く消化器症状、じんましん、呼吸困難、強い動悸などがある場合は、自己判断で食事制限やサプリメントを開始せず、医療機関へご相談ください。


















