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健康的に痩せたい方必見!ダイエットに効果的なデトックス方法とは?
- 2020/8/17
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- オビソゲン, スムージー、デトックス, ダイエット, デトックス, デトックス、太りやすい体質改善, プチ断食、ファスティング, 便秘解消, 肝臓デトックス, 解毒機能

健康的に痩せたい方必見!ダイエットに効果的なデトックス方法とは?
美容や健康のキーワードとしてすっかり定着した感のある「デトックス」。デトックスとダイエットを同じ意味で捉えている方は多いのではないでしょうか。結論からいうと、デトックスは脂肪や体重を直接落とす方法ではありません。しかし、デトックスに力を入れることが結果として太りにくい体を作る可能性はあります。ここでは、デトックスとダイエットの関係性をはじめ、ダイエット効果が期待できるデトックス法をご紹介します。
デトックスとは
デトックスとは「解毒」、すなわち体内に溜まった毒素や老廃物などを排出し、体内を浄化することです。
なぜ毒素が体内に溜まってしまうのでしょう?原因は大きく分けて2つあります。ひとつは、解毒機能の要である肝臓が処理しきれないほど多くの有害物質を、私たちは知らず知らずのうちに食品や環境などから摂り込んでしまっていること。もうひとつは、排泄が不十分なこと。毒素や老廃物の9割以上は便や尿を通して体の外に排出されます。ところが、水分摂取量が少ない、あるいは不規則な生活やストレスによって腸の働きが悪くなり排泄機能が正常に働かない(=便秘)と、排出されるべき有害物質は体内にとどまってしまいます。つまり、トイレに行く頻度が少ないことは、それだけ毒素排出のチャンスを逃しているのです。
体の解毒システムを適切に機能させるためには、肝臓への負担を軽減したり、肝機能をサポートする食事や生活習慣を心がけることが大切です。そして、適切な排泄のために、食物繊維やプロバイオティクスを積極的に摂って腸内環境を改善するとともに、十分な水分補給が必要です。水分は便を柔らかくし排出を促すだけでなく、利尿や発汗、さらには体液循環をスムーズにして老廃物の蓄積を防ぐために重要なのです。
デトックスとダイエットの関係性
デトックスはダイエット法ではありません。
では、デトックスとダイエットは全く関係がないかというと、決してそうではないのです。有害物質と肥満の関連性については、既に様々な研究でも指摘されています。

大気汚染、プラスティック製品・調理器具・化粧品・洗剤などの日用品、重金属に汚染された魚介類、食品添加物、残留農薬、衣料素材・・・と、私たちは化学物質ワールドにどっぷり浸かっています。これらの中には、オビソゲン (obesogens) と呼ばれる物質が潜んでいます。オビソゲンとは、肥満を意味する “obesity” と、生むものを表す接尾辞 “gen” を組み合わせた用語。つまり「肥満を生み出す」物質です。オビソゲンが直接的に肥満を引き起こすわけではありませんが、間接的に体重増加に寄与している可能性があります。第一に、オビソゲンは脂肪細胞を増やしたり大きくする作用があります。そしてオビソゲンは、空腹感・満腹感といった食欲の調整機能を変えたり、高脂肪・高糖質食の効果を高めることで、体を「太りやすい体質」にする物質なのです。ですから、「体重が落ちない」と嘆いている人は、オビソゲンを含む有害物質が体内に蓄積されている可能性があります。
本気で痩せたいと思ったら、体に滞留している有害物質/オビソゲンを排出することから始めましょう。デトックス後は代謝も正常化するので、より効果的なダイエットが期待できます。
デトックスの効果いろいろ
♦ 体の中からスキンケア
健やかで美しいお肌作りは外側からだけではありません。洗顔、何かしらの保湿、サンスクリーンの使用などの基本ケアは必要ですが、ヘルシーな食生活、十分な睡眠、ストレスを溜めない…等々、お肌の表面とは直接関係ないような生活習慣が、実はスキンケアにとってとても大切なのです。体内の浄化(老廃物や有害物質の排出)、代謝の改善、細胞の活性化を行うデトックスは、内側からお肌の健康を促進します。同時に香料や化学薬品の入った化粧品を使うのは体内に毒素を取り入れる事になるので、すぐにお止めになる事をおすすめします。
♦ アレルギー症状を改善
近年、喘息やアレルギーを患う方が増えているそうです。花粉症のシーズンになると、鼻水、鼻づまり、涙目、くしゃみ、痒みなどの症状に悩まされ、いつもお薬を持ち歩く方は少なくありません。有害物質が体内に入ると肝臓や腎臓が解毒をしてくれますが、その限界を超えると免疫力もダウン。炎症も起こしやすく、ホルモンの分泌にも影響を及ぼし、アレルギーを引き起こしやすくなってしまうのです。体内から有害物質や老廃物を排出する事で、腸内環境を改善、ひいてはアレルギー症状を抑える事にも大きく期待ができます。
♦ 蘇るエネルギー
疲れやすい、休んでも疲れが取れない、集中力がなくて頭もボーっとしているなどの症状は、体内に毒素が蓄積されている可能性があります。加工食品などの摂取、化学薬品を含む日用品の使用などが増えてしまうと、代謝機能の低下、体内のあちらこちらでの炎症、エネルギーレベルも落ちてしまい、疲労が起こりやすくなってしまいます。先ずは有害な物質や炎症を起こしやすい食品を避け、その代わりに無添加の化粧品や洗剤を使ったり、抗酸化作用の高いフルーツや野菜、また腸内環境を改善する食品を摂取するとエネルギーも回復してくるでしょう。
健康的に理想の体型を目指そう!ダイエット効果が期待できるデトックスの方法
プチ断食(ファスティング)する

プチ断食とは、週のうち1日だけ、あるいは半日だけ固形物を口にしないこと。断食(ファスティング)によって必然的に摂取カロリーが抑えられるため、一時的な体重減はみられるでしょう。しかし、ファスティングにはそれ以上に大切な目的があります。それは、消化器官を休ませてあげること。この飽食の時代、体が必要としている以上の食物が体内に取り込まれており、消化・吸収・排泄を担う胃腸はフル稼働でクタクタです。胃腸を休ませることで消化・吸収のはたらきは再び高まります。また、空腹時には、モチリンと呼ばれる胃腸の運動を促すホルモンが分泌され、胃や小腸にある残りかすが下部へ押し出されます。つまり空腹時間=胃腸のお掃除時間なのです。また腸の蠕動運動が活発になれば便意を催す、つまり毒素が排出されやすくなります。腸内環境が改善されれば免疫力も上がります。つまり、体にとってはいいことづくめなのです。
さらに、ファスティングによって、骨の発達、筋肉の強化、そして代謝促進に関与するヒト成長ホルモン(HGH) のレベルが上がるという研究報告もあります。
デトックスを促す食生活
便秘解消に効果抜群の食物繊維

毒素や老廃物の大半は便を通して排出されるため、便秘解消がデトックス成功の鍵となります。プロバイオティクスに加え、水溶性・不溶性食物繊維を積極的に摂りましょう。美味しく、豊富に、そしてダイエット効果を上げる食べ方としてはスープがおすすめ!体が温まり代謝が上がる上、水分補給もできます。ナチュロパシーマガジンでも、解毒を促す「カリフラワーとほうれん草のスープ」、免疫力を上げる「きのこのビーガンスープ」をはじめ、食物繊維を美味しく摂取できるレシピをご紹介しています。是非お試しください。(下部参照)
スムージー
お料理するのはちょっと面倒・・・というあなたには、スムージーがおすすめ!加熱しないので、野菜やフルーツの栄養や酵素を丸ごと摂取することができます。過去にナチュロパシーマガジンでご紹介した「ブラックスムージー」や「チアシードのグリーンスムージー」なら、解毒効果や整腸効果ができます。
さらに、粉末状のサプリメントなどを加えて栄養をプラスできるのもスムージーの良いところ。ここで、解毒効果をさらに高めるように配合された「デトックス・クリアー (Detox Clear)」というサプリメントを取り入れたデトックススムージーのレシピを公開しちゃいます!

- グリーン&ベリースムージー
以下の材料をブレンダーに入れてミックスします。
・Detox Clear 同梱スプーン3杯
・水またはココナッツミルク(無糖)、アーモンドミルクなど1カップ
・ケール、小松菜、ほうれん草などひとつかみ
・イチゴやブルーベリーのミックス 1/2カップ
※缶のココナッツミルクを利用する場合は、水に薄めてからお使いください。
- ピナコラーダスムージー
以下の材料をブレンダーに入れてミックスします。
・Detox Clear 同梱スプーン3杯
・ココナッツミルク(無糖)1/2カップ
・冷水 1/2 カップ
・冷凍パイナップル 1/2 カップ
・ココナッツパウダー(無糖) 大さじ1/2〜1
※缶のココナッツミルクを利用する場合は、水に薄めてからお使いください。
適度に運動する
ウォーキングや軽いランニングなどの有酸素運動、あるいは筋力をつける筋トレやヨガ、ピラティスなども、血行促進、代謝アップ、リンパの流れの改善に有効です。例えば、ランニングや早めのペースでのウォーキングならば、1日20〜30分行うだけでも効果的です。
サプリメントやデトックスプログラムを利用する

食事、入浴、運動、マッサージ・・・と、日常生活で実践できるデトックス方法は多々ありますが、より高い効果を得るにはサプリメントを利用するのもよいでしょう。サプリメントには、有害金属の排出を促進するものや、肝機能や腎機能をサポートするものなどがあります。これらに加え、一定期間に集中して取り組むデトックスプログラムもおすすめです。デトックスプログラムは、解毒機能サポートと栄養補給の両面から安全かつ効果的に体全体のデトックスが行えるよう設計されており、体に負担をかけることなく体内環境をリセットすることが可能です。
まとめ 〜 痩せたいなら、まずはデトックスから!
流行りのダイエットに取り組むものの成功しない、食事制限のせいで便秘と体調不良を起こす、ストレスからやけ食いしてリバウンド・・・ そんなダイエットの負のスパイラルに陥っている人は、体に毒素が溜まっている可能性があります。脂肪細胞を増やしたり大きくするはたらきを持つオビソゲン(有害物質)は、環境汚染や日用品、食品を通して体にどんどん取り込まれています。痩せたいなら、まずはこの毒素を体外に排出することが必要です。
また、プチ断食で内臓を休ませることにより消化、吸収、代謝、排泄機能が本来のはたらきを取り戻し、心身の健康と太りにくい体質づくりに寄与します。運動は汗で毒素や老廃物を排出できるほか、血液やリンパの流れを促進し、代謝アップにも効果があることから、ダイエット&解毒のために日頃から心がけたい習慣です。
≪デトックスサプリメント≫
≪併せて読みたいレシピ≫
・カリフラワーとほうれん草のスープ〜血液の質を上げて免疫力アップ〜
・きのこの栄養から免疫力アップ〜きのこのビーガンクリームスープ〜
2020年10月1日、情報を追記しました。
Reference: Curr Obes Rep. 2017 Mar;6(1):18-27. doi: 10.1007/s13679-017-0240-4. Ann Pediatr Endocrinol Metab. 2018 Dec;23(4):182-195. doi: 10.6065/apem.2018.23.4.182. Epub 2018 Dec 31. Endocrinology. 2006 Jun;147(6 Suppl):S50-5. doi: 10.1210/en.2005-1129. Epub 2006 May 11. Horm Res. 1991;36 Suppl 1:32-5. Mol Cell Endocrinol. 2010 Mar 25;316(2):147-53. doi: 10.1016/j.mce.2009.08.017. Epub 2009 Aug 31. Growth Horm IGF Res. 2012 Apr;22(2):76-81. doi: 10.1016/j.ghir.2012.02.003. Epub 2012 Mar 3.
