疲労回復のためのドクターサプリメントならドクターサプリUSA

【トンカットアリ】　～ユニークなハーブの、ユニークな有効成分による、ユニークな効能～

当サイトではしばしば珍しいハーブをご紹介していますが、今回のテーマもインパクト大です。その名もトンカットアリ！「とんかつ」と「（モハメド）アリ」を足して2で割ったような名前です。偶然にも、トンカットアリの効果は、「食後の満足感（幸福感）」「元気が出そう」「エネルギッシュ」「逞しい」などといったとんかつやモハメド・アリのイメージに遠からず・・・。どのようなハーブなのか気になりますね。

トンカットアリとは？　

トンカットアリ（Tongkat Ali / 学名 Eurycoma longifolia）はマレーシアやインドネシアなど東南アジアに自生する二ガキ科ユーリコマ属の低木で、これらの地域の民間療法では男性の精力増強、滋養強壮、発熱、マラリアなどの治療に用いられる薬用植物です。生薬として利用される部位は、トンカットアリの根の部分です。

トンカットアリに含まれる有効成分　

アルカロイドや抗酸化物質をはじめ、トンカットアリの根には65もの化学物質が含まれています。中でもユーリコマオシド、ユーリコラクトン、ユーリコマラクトン、ユーリコマノン、パサクブミンBなどのクアシノイド化合物が豊富です。

トンカットアリの効果・効能

クアシノイド化合物というユニークな成分を有するトンカットアリは、男性のセンシティブな悩みにも応えてくれる珍しいハーブのひとつです。

♦ 男性機能の改善

トンカットアリは伝統的に男性向け強壮剤として用いられていましたが、近年の科学的研究において、このハーブによるテストステロン分泌促進効果が実証されています。テストステロン値が低いと性欲減退や勃起不全（ED）、場合によっては不妊の原因にもなり、男性のQOL（クオリティオブライフ)の低下につながります。

• テストステロンの増加

低テストステロンの高齢者76名を対象に1ヶ月間実施した研究では、1日あたり200mgのトンカットアリ抽出物摂取により、参加者の90%以上にテストステロン上昇（正常値への回復）が認められました。

• 性欲の向上、勃起不全の改善

ラットを用いたテストを含む複数の研究で、トンカットアリは性的興奮を高めたり、勃起不全を改善する効果が示唆されています。

• 男性不妊症を改善する可能性

トンカットアリは、精子のクオリティーを向上させる効果もあります。ヒトを対象とした複数の研究では、トンカットアリ摂取によって精子の量、濃度、運動能力、そして正常形態率が上がることが確認されています。ある研究では、不妊治療中のカップル75組の男性側に、トンカットアリ200mg/日を3ヶ月に渡って摂取させた結果、14%以上のカップルが自然妊娠に至ったと報告されています。このように、トンカットアリには男性不妊症を改善する可能性が期待されます。

♦ ストレス緩和の可能性

トンカットアリは体内のストレスホルモンを下げ、不安の軽減や気分アップにつながる可能性があります。ある研究では、マウスの不安症状に対してトンカットアリが従来の抗不安薬と同じような作用をもたらす可能性が示唆されました。ヒトを対象に実施された別の研究でも、トンカットアリ抽出物200mg/日を1ヶ月間摂取させた結果、唾液中のコルチゾール（ストレスホルモン）が16%減少した上、ストレス、怒り、緊張の大幅な軽減がみられました。

♦ 筋力アップ

クアシノイド化合物には身体のエネルギー利用効率を上げる他、疲労の軽減や持久力向上に貢献する働きがあるようです。14名の男性を対象に行ったある予備研究では、5週間にわたり100mg/日のトンカットアリ抽出物を摂取すると、筋肉量の増加と体脂肪の減少がみられました。また、中高年の男女を対象とした別の予備研究でも筋力の向上が確認されています。

使い方

トンカットアリはサプリメントで摂取できます。精力剤や勃起不全の改善を謳うサプリメントなかには、バイアグラやステロイドホルモンが不法に添加されている場合があり健康被害を引き起こすこともありますので 、サプリメントは、必ず信頼のおけるメーカーの商品を選んでください。

注意事項

妊娠中や授乳中の方は摂取をお控えください。また、健康上の問題や服用中のお薬がある方は、事前に医師にご相談ください。

≪トンカットアリを含むサプリメント≫

ED X (男性ホルモン補強サプリ)のご購入はこちら

Reference: World J Mens Health. 2013 Aug;31(2):126-35. doi: 10.5534/wjmh.2013.31.2.126. Epub 2013 Aug 31. Urology. 2013 Oct;82(4):814-9. doi: 10.1016/j.urology.2013.06.023. Molecules. 2016 Mar 10;21(3):331. doi: 10.3390/molecules21030331. FitoterapiaVolume 81, Issue 7, October 2010, Pages 669-679 Ther Adv Urol. 2016 Feb;8(1):47-60. doi: 10.1177/1756287215612961. Exp Anim. 2000 Jan;49(1):35-8. doi: 10.1538/expanim.49.35. J Basic Clin Physiol Pharmacol. 2004;15(3-4):303-9. doi: 10.1515/jbcpp.2004.15.3-4.303. Complement Ther Med. 2015 Oct;23(5):693-8. doi: 10.1016/j.ctim.2015.07.009. Epub 2015 Jul 31. Evid Based Complement Alternat Med. 2012;2012:429268. doi: 10.1155/2012/429268. Epub 2012 Nov 1. Asian J Androl. 2010 May;12(3):376-80. doi: 10.1038/aja.2010.7. Epub 2010 Mar 29. Japanese Journal of PharmacologyVolume 79, Issue 4, 1999, Pages 497-500 J Int Soc Sports Nutr. 2013 May 26;10(1):28. doi: 10.1186/1550-2783-10-28. Pharmacogn Rev. Jul-Dec 2016;10(20):139-142. doi: 10.4103/0973-7847.194041. http://dx.doi.org/10.1136/bjsm.37.5.464