見た目だけでない！脳も機能も内側から若返らせるには？【運動のススメ】

運動が身体に良いという事を知らない方はいないと思います。実際、ウォーキング、ジョギング、ヨガをする人口は増えてきているようですね。しかし一方でやはり時間がないから、疲れているから、分かっているけど億劫だから、年だから…という方も多いかもしれません。

年齢には関係なく、運動がいかに身体に良いのかに関する研究は多くあります。虚弱な方や加齢により病気になった方でも、適度な運動、またガーデニングや犬の散歩などでも体調を改善すると言われています。身体を動かす事によって、肉体を鍛え、健康を保つ、つまり病気にならない身体をつくれば、年をとっても色々好きな活動が続けられるのです。素敵な事ですよね。定年退職したのに、病気や痛みで何もできなくなるような人生を誰しも送りたくはないでしょう。

特に内勤の方は積極的に身体を動かしましょう

一日中椅子に座って仕事をしている人は、日常的にお腹の筋肉を使うことがとても少なくなっています。腹筋を使わない生活が続くと、消化不良、胃潰瘍、便秘、血液の形成不良、肝臓や脾臓のうっ血、貧血、ヒステリー、うつ、肥満、心臓病、高血圧などを引き起こしてしまう可能性が大きくなってしまうそうです。身体に毒素が溜まったままでは健やかとはいえません。

運動をする事で血液やリンパの流れを促進させ、毒素を排出させるのは健康維持に大切な事なのです。

もちろん高齢者も。

高齢者でも運動を楽しむ方が沢山いらっしゃいます。しかし一方では、見かけを若くしたい為にボトックス注射やシワ・たるみ取りなどのプチ整形にはまる方も多いようですが、肉体の健康に役立つ事はなくお金ばかりがかかってしまいます。アメリカでは50歳以上の人が週に90分の運動をすると年間、2,200ドル（$1=115円として253,000円）の医療費が浮くと言われています。健康になってお金もセーブできれば、とても良い話だと思いませんか？

高齢の方で運動を始めたいと思われる方は、先ずは医師に相談される事をおすすめします。体調を検査したり服用している薬に何らかの制限がないかなどを考慮し、どの位の運動から始めれば良いのかなどをきちんと教えてくれる医師が良いでしょう。

運動は脳にも良いのです！

若い成人を対象にした研究により、有酸素運動は記憶や認知機能に関係する海馬（脳の部位）の血管形成が促進され記憶力が上がる事がわかりました。また60歳から77歳を対象に3か月に渡るテストも行われました。ふたつのグループに分かれ、1つ目のグループはトレッドミル（ルームランナー）を使い定期的に運動、2つ目のグループは特に運動はしませんでした。その結果、トレッドミルを使い運動したグループは、脳の血流量と視覚記憶に改善を見せたのです。年齢を問わず、運動する事で海馬の血流量が改善され、記憶力や空間認識力（三次元空間で、物の大きさ、位置、方向、状態や関係などを正確に認識する能力）が上がる事がわかったという実験でした。

年をとっても自分の事は自分でしたい

年齢を重ねて行くと、日常の事が段々できなくなっていくのを経験したり見た事があるかと思います。腕が上がらず着替えができない、足元が危なくなる、立ったり座ったりが困難になる…などですね。全てがというわけではありませんが、高齢者にそういった能力がなくなるのは年を取ったからではなく、毎日をアクティブに過ごしていないからなのです。筋肉量や筋力があれば骨や関節も守ってくれ、転倒するリスクも減るのです。

楽しく運動する

運動はレクリエーションでもありますから、さっさと終わらせようとして急いでするのではなく時間をかけて楽しく行いましょう。「自分の身体を健康に！そして強くするために運動をする。」という目的を忘れないでください。
「筋肉の機能を維持するには筋肉を使う事が必要です。なぜなら筋肉は使う事によってのみ、良好な状態に保つ事ができるからです。」とナチュロパシーの医師も言っています。

ジムに行く必要はありません

近所のお散歩から始めるのはどうですか？ガーデニングをしたり、駅でもエスカレーターを使わず階段にするのも良いでしょう。近場にお気に入りの公園や海など環境の良いところがあれば車やバスで行って、歩いたり走ったりするのも良いと思います。運動のために時間を作るのです。身体にも脳に良く、気分もスッキリするだけでなく、病気を予防、病院に行く回数や薬も減りお金も節約できますよ。

さぁ、今日から始めましょう！！

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