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骨盤内うっ血症候群を自然療法で治療する。

骨盤内うっ血症候群を自然療法で治療する。
骨盤内うっ血症候群の症状
骨盤内うっ血症候群は生理痛のような痛みを伴うこともありますが、通常の生理痛とは少し違います。症状は生理でもないのに重苦しく引きずられる様な下腹部の痛み、うっ血した痛み、腰痛、性交痛などですが、おりものがひどくなる女性もいます。たいていの場合、痛みは一日の終わりになるほどひどくなる傾向が強く、生理前に痛みが起こることもあり、PMS(生理前症候群)と間違えて診断されることもあります。不安症、疲労、頭痛、不眠をしばしば伴うこともあります。骨盤内うっ血症候群は35歳以上の女性、もしくは出産を数回経験している女性に多く見られます。多くの場合、内診では骨盤内の静脈の膨れがあり、触診すると子宮が腫れ、痛みを伴うことがあります。
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骨盤内うっ血症候群の原因
通常の生理痛の原因は子宮の筋肉が強く収縮することですが、骨盤内うっ血症候群の痛みは骨盤内に血液が停滞することが原因です。血液が停滞する原因は、虚弱体質、ホルモンバランスの乱れ、運動不足(座りっぱなしの生活)、便秘、冷え、ストレスと緊張、出産などが考えられます。
骨盤内うっ血症候群の治療
食事
食事で最も多くとっていただきものは、赤や紫色の強い野菜や果物です。これらの野菜や果物にはプロアントシアニジンと言われるバイオフラボノイドが多く含まれています。バイオフラボノイドは野菜や果物に含まれる色素ですが、このプロアントシアニジンはコラーゲンの減少を防ぐ働きがあります。コラーゲンは皮膚に存在しているのがよく知られていますが、皮膚以外にも腱、軟骨、骨、血管に存在し、それらの弾力性を生み出しています。コラーゲンが減少することで血管が弾力を失い静脈が膨らみやすくなります。また、静脈が緩くなることで体液がうっ血しやすい環境になります。

完璧なコラーゲンで使用されている、高濃度活性型コラーゲンペプチドは15以上の研究結果からコラーゲンや結合組織を生成する効果が実証済みのコラーゲンペプチドです。完璧なコラーゲンは補うだけではなく、コラーゲンの生成を助けます。 https://drsuppleusa.com/?pid=136241054
柑橘類やローズヒップに含まれるバイオフラボノイドのヘスペリジンはコラーゲンの生成を促進したり、血管の 健全性を保ちます。これらの食品には天然のビタミンCが多く含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。
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サプリメント

上述のバイオフラボノイド(プロアントシアニジン、ヘスペリジン)以外にコラーゲンの生成に最も効果的なバイオフラボノイドとして、ピクノジェノールが知られています。しかしこのピクノジェノールは葡萄の種、松の樹皮など食品に適さない物に多く含まれることから、サプリメントでの摂取が望ましく、一日あたり150-300㎎程摂ると有効です。プロアントシアニジン、ヘスペリジン、ピクノジェノールは即効性はありませんが、数ヶ月にわたって摂取することで血管の健全性が改善され、むくみや腫れが引いていきます。

ピクノジェノールは最も強い抗酸化物質として知られており、ビタミンCやビタミンEなど他の抗酸化物質の働きも高めます。抗酸化物質は酸化から体を守ることで老化、ガンの予防となります。ピグノジェールはビタミンCの働きを高めたり、コラーゲンを酸化から防ぐことで血管、皮膚、関節などの健康を守るアンチエイジングサプリメントです。
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ハーブ
35歳以降の女性、または出産を複数経験した女性で骨盤の底の筋肉の緩みや、子宮脱(子宮下垂)が見られますが、それらに加え、重苦しく、引きずるような痛み、腰痛がある女性にはハーブのAlettris farinosa(スターグラス)に、漢方薬のAstragalus membranaceus(キバナオウギ)、Angelica scnensis(カラトウキ)、Bupleurum falcatum(ミシマサイコ)を組み合わせると症状の緩和に効果的です。
運動
座りがちの生活を続けていますと、特に骨盤内の血流が悪くなります。運動をすることで体全体の血流を良くし、骨盤内に停滞した血液を心臓に戻りやすくします。特に朝に運動をすると静脈にうっ血を起こすことが防げます。運動時に注意することは重いものを持つ筋トレや、力む運動は骨盤内を圧迫して悪化することもあります。特に子宮脱(子宮下垂)がある方は力をかける運動は避けてください。ウォーキングや水泳が負担をかけずにできる一番良い運動です。
物理療法
リンパ腺の流れを促進するリンフドレナージは特に効果的な治療です。骨盤内うっ血症候群が進みますと、停滞した体液が子宮周りから動かなくなり、ますます腫れがひどくなり代謝が悪化の一途をたどります。ここまで状況が進行した場合には、運動やハーブ、サプリメントを飲んだだけでは効果が出るのに数ヶ月を要します。そこでリンパ腺の流れを良くすることで子宮の周辺に溜まった代謝物を骨盤内から排除し、代謝を加速的に改善させることができます。また骨盤や背骨がずれますと、子宮への血流や神経の伝達に支障がきたし、骨盤内うっ血症候群が悪化する傾向にあります。カイロプラクティック、鍼灸、クレニオセイクラルセラピーは生理痛の治療に大きな効果があり、通常2-3回の治療で効果が実感できるはずです。